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相続時精算課税の活用

2014年 3月 25日
相続対策

相続時精算課税は亡くなる前に多額の財産を前渡しすることができるので若い世代が財産をより有効に活用することができます。

ただし相続税は贈与時の価額で相続財産に加算し再計算されます。
ポイントは以下の通りです。

価値が上がるものを贈与する

価値が下がるものであれば相続時の時価は安いのに贈与時の高い価額で税金が計算されてしまいます。
予測するのは難しいですが、土地や有価証券などで価値が上がるものを贈与しましょう。

亡くなった時に相続税が発生しないようにする

贈与されたときに一番使い勝手がいいのは現金です。
そこで多額の現金を生前贈与され費消してしまった場合、相続財産は不動産ばかりで相続税の納税資金が不足することがあります。

亡くなった時に税金が発生しないよう相続税の基礎控除の枠に収まる財産であるのが理想的です。